人生

人生設計

人生には大きな節目と
節目と節目の間で達成すべき
課題があります

そこを意識して人生をゆっくり歩めば
不安や焦りが和らぎます
その節目と課題を図にしました

人生に迷った時
生きる意味を見失った際
大きな決断をする折
参考にしてください

人生を考えると
過去の失敗や成功から学ぶことができる
自分の強みや弱みが理解できる
自分の目標が明確になる
人間関係やコミュニケーションの重要性が理解できる
自己成長への意欲が高まる
自分の使命や目的が見つかる
未来への希望が生まれる

Step 1:自育 

自分で稼いで自分で生活できるようになるための準備期間です
生まれてから五感を通して周りの世界を認識し
体を動かすことや言葉・文字を学びそして知識を蓄えます
ここでの課題は自立への準備で
例えば学習や受験、就活等です

15歳以下は就労が禁止されており
学習等に必要な十分な時間を保証されています
この自由な時間を浪費するのではなく
有意義に使いましょう

一方この時期は体が急成長して
精神的なバランスが崩れ
既存のルールや考え方に反発しがちです
社会性に欠ける自己中心的な思考になりがちです

これは正常な成長のしるし
原動力となることもあります

Step 2:自立

自分で稼いで生活する自分の人生の始まりです
ここでの課題は
人に頼らず自分の力で生活できるようになる事
社会性を身に着ける事
社会や結婚を通して人を深く理解する事です

子供の養育や扶養、親の介護等も人間関係の理解を深めます

今は社会が変革する時代です
様々な仕事を経験して
技能と仕事の幅を広げたり
転職して収入を増やす努力も必要です

働くことに精一杯で余裕が無いかもしれませんが
退職後の人生を豊かにするために 蓄財も大きな課題です

Step 3:共立

退職して第二の人生が始まります
死ぬまで自由に生きることのできる期間です
半ばは己のために半ばは人のために生きることを目指しましょう
ここでの課題は人生の目的を探求し
生きる意味を知り

自分が活き
加えて人を活かすことです

人生の目的は人それぞれです
ここまでの経験と
ご自分の強み弱み 好き嫌いを勘案し
魂に問い続ければ必ず最終目的が見つけられます

Step 4:尊立

人生の目的を達成し
感謝し感謝され惜しまれて人生を終えるのが
最後の人生最大の課題
です

終わり良ければ全て喜し
人生の辛苦はほろ苦い思い出となって消え去り
幸せに包まれて人生を終えることができます
これこそ所謂 天国 極楽 浄土 です

戦国武将 徳川家康の人生観

今から約500年前に生まれ
戦国の世を勝ち抜いた武将ですが
いまにも通じる人生訓を残しています

戦場での勝ち負けについても語っていますが
現代ではビジネスの勝ち負け
人生の勝ち負け
等に置き換えて考えてみましょう

人生訓 ( )内は解説

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし
(人生は重い荷物を背負って遠く長い道を歩くようなもの)

急ぐべからず
(急いではいけない 疲れて途中で倒れてしまう)

不自由を常と思えば不足なし
(不自由が当たり前だと思っていれば自由が無いと嘆くこともない)

こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし
(不満を感じたときは大変だった時のことを思い出せばしのげる)

堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え
(我慢はずっと無事に過ごすための礎 怒るのは敵だと考えましょう)

勝つ事ばかり知りて 負くること知らざれば害その身にいたる
(いつも勝ってばかりいて負けを経験しないと 災いが降りかかる)
(現代の経営者?松下幸之助は 失敗は成功の基 と言い残しています)

おのれを責めて人をせむるな
(問題を人のせいにせず自分を反省すれば道が開ける 成長する)

及ばざるは過ぎたるよりまされり
(有り余るより足らないほうが良い、腹八分目は健康の基と言います)

人生とは

現代とは社会も生き方も違ったはずの戦国時代の遺訓ですが
人の人生って変わってないのだなと共感します

重い荷物を背負っていて苦しいからこそ
荷物を降ろして休む時の喜びがあります

荷物を背負わず何もする事が無いと
生きて行く意味を見失います

辛い時はもっとつらかった時のことを思い出せば
辛さが和らぎます

苦しいのが当たり前と思えば
休む喜びが増します

人のせいにするのは簡単
しかし心が成長しません

食べ過ぎれば腹をこわすし
持ち物が多過ぎれば失うのが怖くなります

足らないことが
心の成長や努力のきっかけとなることも多々あります

重荷を背負いながら歩く道中で
人生について考え
人生の目的を見つけ
そしてその目的を遂げた時が
人生の終わりなら

人生の一歩一歩が
とても幸せであったと言えます

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